レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 金99% |
鋳造年 | 2017年 |
「サンドダラー 1ドル穴あきドーム型金貨」は2017年にパラオで発行された金貨です。
金貨には5つの穴が開いており、サンドダラーの姿を正確に描いている独特のデザインをしています。金貨の表面には、パラオ共和国の国章も描かれています。
通常金貨といった時に私たちがイメージするのは丸型のものがほとんどだと思いますが、パラオにおいてはその「当たり前」に当てはまらないコインが数多く発行されています。
動物を例にとるとパンダやウミガメの形をそのままかたどったものや、どくろの形をしたものがあります。
「金貨の中にイラストが描かれている」というよりも、「金貨自体が図案となっているものの形をしている」ことが多く見られています。世界的に見ても珍しいフォルムをしているため、一定数のファンがついています。
金貨の図案になっているサンドダラーとは「砂のコイン」という意味を持つ生き物です。円盤のような形はコインを想像させるものですが、これは実はウニの仲間です。
身体の中心部には5枚の花弁のような形をしたものを見て取ることができ、金貨の図案でも忠実に再現されています。
ウニと言えば日本では高級食材の一つとして食用にされることもありますが、サンドダラーは食用として用いられることはありません。
これはウニの部位の中で食用として食べている部分である精巣や卵巣がサンドダラーは十分に発達しておらず、またその内部の色がとても食欲をそそるものであるとは言えないためです。
「サンドダラー 1ドル穴あきドーム型金貨」は1枚につきおよそ7,000円程度の買取金額がついています。
その独特なデザインから古銭ファンから注目を浴びている金貨です。
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