レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 金90% |
鋳造年 | 1907年 |
「フランス 20フラン金貨 女神とニワトリ」は1906年から1914年のおよそ8年間フランスで発行された金貨です。
金貨の表面には女神の横顔が、裏面にはニワトリの姿がそれぞれ描かれています。その量目は6.45グラムとなっています。
フランスのコインにはニワトリが描かれているものが多く見られますが、これはニワトリがフランスの象徴とされているからです。
フランスにおいてはニワトリは家畜として飼われることもあり、国民の認知度も高い鳥ですが、象徴にまでなったのは歴史的な理由が存在しています。
フランス人の祖先と言われているのはガリア人です。このガリア人をラテン語で表した時の単語は「Gallus」であり、これは雄鶏をあらわす単語と同じスペルになっています。
フランス人の起源を表す単語と同じ単語であったという偶然の一致もあってニワトリが象徴になったのです。
ただナポレオンはニワトリは強そうではないといって自らの国を象徴する鳥として鷲を用いていました。
広く象徴する文化が根付いたのは第一次世界大戦の前であり、このコインの発行はニワトリが象徴であることを広めるのに一役買ったともいわれています。
「フランス 20フラン金貨 女神とニワトリ」には1枚につきおよそ13,000円から15,000円の買取金額がついています。
ただ現在専門店によっては25,000円程度の買取金額がついているお店もあり、売却のチャンスと言えるでしょう。
この金貨は全体でみると発行枚数が非常に多いことから希少価値は高くありません。
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