【タブマン生誕70年 12ドル金貨】の買取価格、相場と詳細について

「タブマン生誕70年 12ドル金貨」は、1965年リベリアで発行されました。

表面は、当時の大統領タブマンの横顔肖像、裏面は紋章が描かれています。品位は、金900、重さ6g、直径21,2mm。

ウィリアム・タブマン(1895年～1971年)は、西アフリカにあるリベリア共和国大統領で、生誕70年を記念して発行れさた金貨です。

弁護士であり政治家のタブマンは1944年にリベリア大統領に就任し、先住民族の差別廃止を訴えたり、積極的な外貨導入による経済の発展などに取り組んだ人物です。

リベリアは、1847年に独立し首都はモロンビア、人口は約420万人の小さな国です。

これといった産業がなく、アメリカの企業によるゴムの木農園用地の労働が奴隷と変わらない過酷なものとして、1930年代に国際問題になったこともあります。

そんな時期に第9代大統領に就任したのが、タブマンです。先住民族との経済的な格差の是正や融和を図りながら、1971年に亡くなるまで27年間の長期政権を保っていました。

独裁的な政治手法といわれながらも、経済や治安は安定していました。

その後のリベリアでは、クーデターや第一次、第二次の内戦が勃発し国内は不安定な状況が続いていましたが、2005年にエレン・サーリーフがアフリカ初の女性大統領に当選しています。

「タブマン生誕70年 12ドル金貨」の買取金額は、約10.000円前後です。

コイン収集の楽しみは、遠い異国のお宝を身近に置くことができる魅力があります。これまで知らなかった国のことや、歴史、文化をコインが教えてくれ、知識も広まりますね。

こうした珍しいコインは、常に市場に出回っているものではないので、専門店に相談すると海外からでも取り寄せてくれます。

『タブマン生誕70年 12ドル金貨』を損せず高額買取してもらう方法とは？

外国貨幣・外国コインは各国の金貨や銀貨であるため、非常に種類が豊富です。

普通の中古買取店では正しく鑑定することは難しく、安価な値段で買取りされる可能性があります。

古銭専門の買取業者に依頼すれば、正確な鑑定をしてもらえます。

外国貨幣・外国コインはあまりに種類が多いので、買取業者によって査定額が異なることがよくあります。

特に価値の高い貨幣ほど差が大きく、数万円も査定額が変わるケースもあります。

しかし複数の買取業者で査定をすれば、最も高い業者に売ることができます。

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