【イスラエル 1967 100リロット戦勝記念金貨嘆きの壁】の買取価格、相場と詳細について

この記念金貨はイスラエルが1967年に第3次中東戦争戦勝記念として発行しました。

重さ26.680g、直径33mmで発行枚数は9,004枚と大変少ない記念コインとなります。買取価格は美品で150,000円前後と高額になっています。

このコインのデザインには「嘆きの壁」が使われています。

嘆きの壁（西の壁）自体は490mありますが、通常57m程の距離を指しています。これはこの部分のみが地上に露出しているためです。ユダヤ人は西の壁と呼んでいます。

壁の高さは地下にある部分を含めますと32mあります。

紀元前10世紀(現在から約三千年前)頃にこの場所にエルサレム神殿が建てられ、紀元前19年にユダヤ人の王であるヘロデ大王により広げられましたが、この時代に増築された部分は7世紀の東ローマ帝国によって破壊されました。

また、嘆きの壁自体は紀元前20年ごろ建てられたものですが、紀元70年ローマ軍にエルサレム神殿が破壊されました。現在の嘆きの壁のみ残りました。

その後、嘆きの壁は高さを何度となく増築され現在の高さになりました。

イスラエル建国は1948年5月15日になります。この日にユダヤ人が独立宣言を行いました。

紀元前11世紀～紀元前8世紀までイスラム王国が存在していましたが、内乱により分裂、その後他国との戦争に敗れ国は滅んでいました。

第3次中東戦争が中東アラブ諸国と1967年6月に起こり、イスラエルは中東アラブ諸国を圧倒し6日間で戦争は終結しました。

シナイ半島のほぼすべてを支配しましたが、他の国からの不満が噴出しその後、第4次中東戦争へと繋がりました。

この戦争においてイスラエルは破れ、戦争後の1979年エジプトにシナイ半島は返却しました。

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