レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い |
素材 | 金90% |
発行年度 | 1912年 |
「イタリア 50リラ金貨 麦を刈る女神」は、1912年に発行されました。
おもて面は、ヴィットリヨ・エマヌエレ3世の肖像、うら面はローマ神話に登場する麦を刈る女神がデザインされています。品位は、金900、重さ16,12g。
発行枚数は11,000枚と少なく、買取価格は150,000円前後になっています。
「イタリア 100リラ金貨 麦を刈る女神」も、同じく1912年に発行されています。図柄は50リラ金貨と同じで、品位は、金900、重さ32,25g、直径35mm。発行枚数は4.946枚と大変希少なものです。
19世紀ごろまでのイタリアは、地方の王国や貴族の公国が集まった小国でした。
その一つのサルデーニャ王国が、旧ミラの公国やトスカーナ公国などの周辺国を吸収し、イタリア王国として統一したのが1862年とことです。
それがサボォイア家のヴィットリヨ・ エマヌエレ2世で、その孫にあたるのがヴィットリヨ・ エマヌエレ3世です。
ヴィットリヨ ・エマヌエレ3世(1900年~1922年即位)は、立憲君主制の穏健な国王でしたが、ヨーロッパでは第一次世界大戦が勃発し、これにイタリアも参戦します。
次第にイタリア国内でもファシスト党のムッソリーニが政権の権力を強めるようになり、エマヌエレ3世はエチオピア皇帝に追いやられた王国最後の人です。
ところで、ピザに「マルゲリータ」というのがありますが、この名前の由来がエマヌエレ3世の母であるマルゲリータ王妃からきています。
白いチーズと赤いトマトソース、緑のバジリコがイタリアの国旗を表しているようと感動したことから、マルゲリータと付けられたそうですよ。
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