50銭銀貨(八咫烏)
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材銀80/銅20
鋳造年1918年

「50銭銀貨(八咫烏)」は1918年(大正7年)から1919年(大正8年)のおよそ1年間にわたって発行されていた銀貨です。

第一次世界大戦が収束してから作られた銀貨で、表面には八咫烏(やたがらす)が描かれています。明治時代から大正時代に作られた銀貨は竜や八咫烏など想像上の生き物を図案にしたものが現在に比べて多く見られます。

コインの直径は直径24.85ミリ、量目は6.75グラムとなっており、さらに品位は銀が80%、銅が20%となっています。

図案に採用されている八咫烏とは日本神話の中に登場する鳥で、日本最初の天皇と言われる神武天皇を道案内したと言われています。

通常のカラスと異なり、足が3本あることが特徴です。「咫」というのは長さの単位であり、およそ18センチを示しています。このことから八咫烏というのはおよそ144センチもある巨大な鳥であったことがうかがえます。

実際には「八咫」という言葉はここでは「非常に大きい」という意味で用いられています。

「50銭銀貨(八咫烏)」には1枚につきおよそ300,000円から1,000,000円の買取金額がついています。

これが発行されていた当時には銀の価格が高騰したため、50銭銀貨でありながら銀そのものの価値は50銭を超えるものになってしまいました。そのためすぐに回収されてしまったこともあり、今や幻の銀貨と呼ばれるまでになりました。

以上のことから大正時代に発行されたコインの中では指折りの買取金額を誇っています。

大正7年に発行されたものよりは大正8年に発行されたものの方が希少価値が高いからか相場も高めに設定されており、およそ1.2倍の金額になることが期待できます。

『50銭銀貨(八咫烏)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,正確に鑑定できる古銭買取業者

近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。

そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。

古銭買取業者で正確に鑑定してもらうことで、高額買取りしてくれます。

2,高く売るコツは2社以上で査定

近代銭(銀貨・銅銭等)の買取価格は業者によって差が出ることがあります。

価値の高い硬貨や枚数が多いと金額差はさらに大きく、1万円以上の差が出ることも十分あり得ます。

そのため2社以上の買取業者で査定額を確認することが、高額買取りのコツになります。

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