50円白銅貨幣(菊)
レア度☆☆
買取価格額面通り~少し高い
素材銅75/ニッケル25
鋳造年1967年

「50円白銅貨幣(菊)」は1967年(昭和42年)から現在も発行され、流通している50円硬貨です。

その直径は21ミリで、量目は4グラムとなっており、それまでに発行されていたニッケル貨と比べると小型化・軽量化されています。

同じ年に100円硬貨も現行のものに変更になり、こちらのものと品位を揃えるべく50円玉も大きな変更が行われました。その結果品位は銅が75%、ニッケルが25%と100円玉と同一になっています。

中心部分に穴が開いているという点では5円玉と共通の特徴を持っていますが、5円玉とは異なりフチの部分にはギザギザが120本施されています。これにより財布の中が見えない状態でも手探りで探すことができるようになっています。

日本の歴史上、5円貨幣と50円貨幣にのみ穴が開いていますが、これらに穴が開いているのはそれぞれ別の理由があります。

5円玉は戦後のインフレーションの状況の中で原料となる材料を節約するために当初はあけられていました。これに対して50円貨幣のほうは当時の100円貨幣と見分けるためという理由でした。

日本国内では穴をあける事には明確な理由はなく、その状況に応じて施されていたのです。世界的にはこれらの理由のほかにも偽造を防止するために同様の工夫が施されることがあります。

「50円白銅貨幣(菊)」には1枚につきおよそ50円から5,000円前後の買取金額がついています。

多くの年度で大量に発行されているため額面通りの価値となり、買取り店では対応してもらえないと思われます。

しかし発行枚数が非常に少ない昭和62年銘のものは希少価値が高く、3,000円以上の買取金額が期待できます。

そのほかにも平成22年度から平成25年度に発行されたものも比較的少ないため、1,000円前後の価値になることが多いと言えるでしょう。

『50円白銅貨幣(菊)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,正確に鑑定できる古銭買取業者

近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。

そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。

古銭買取業者で正確に鑑定してもらうことで、高額買取りしてくれます。

2,高く売るコツは2社以上で査定

近代銭(銀貨・銅銭等)の買取価格は業者によって差が出ることがあります。

価値の高い硬貨や枚数が多いと金額差はさらに大きく、1万円以上の差が出ることも十分あり得ます。

そのため2社以上の買取業者で査定額を確認することが、高額買取りのコツになります。

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