レア度 | ☆ |
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買取価格 | 普通 |
素材 | 銅98/錫1/亜鉛1 |
鋳造年 | 1873年 |
「2銭銅貨(龍)」は1873年(明治6年)から1884年(明治17年)までのおよそ11年間発行されていた銅貨です。
明治時代に入ってから新貨条例が制定され、それまで使われていたものは全て新しい硬貨に変更になりました。
2銭の額面を持つ銅貨はその中でも額面が低い補助貨幣としての立ち位置でしたが、当時の日本では銅貨を鋳造するだけの技術が十分に発達していなかったため、他の硬貨と比べて発行されるのが遅くなってしまいました。
この時は同じように額面の小さい半銭銅貨や一厘硬貨といったものも発行されました。
この銅貨のサイズは直径が31.81ミリ、量目は14.25グラムと硬貨の中でもかなり大きめのサイズということができます。また、素材はその98%が銅で出来ています。
発行されたのはよいものの、そのサイズは前述のとおり大きすぎていたため流通するのには不便な貨幣としてみなされてしまいました。そのため早い段階で製造が中止になりました。
「2銭銅貨(龍)」には1枚につきおよそ数百円から5,000円前後の買取金額がついています。
同じ極美品のものであってもその年代や銅貨の種類によって買取金額が大きく異なっているのが特徴です。
発行された年代別にみると発行初年に当たる明治6年のものは特に人気があり、買取金額は高めに設定されています。
また表面の図案に描かれている竜のウロコが四角になっているものは「角ウロコ」、とがっているものは「なみウロコ」と呼ばれており、どちらなのかによっても多少値段が変動します。
竜の図案は非常に精細なつくりになっており、素人目で判断することは危険なのでプロの鑑定士に依頼する事で正しい価値を知ることができるようになるでしょう。
『2銭銅貨(龍)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,正確に鑑定できる古銭買取業者
近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。
そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。
古銭買取業者で正確に鑑定してもらうことで、高額買取りしてくれます。
2,高く売るコツは2社以上で査定
近代銭(銀貨・銅銭等)の買取価格は業者によって差が出ることがあります。
価値の高い硬貨や枚数が多いと金額差はさらに大きく、1万円以上の差が出ることも十分あり得ます。
そのため2社以上の買取業者で査定額を確認することが、高額買取りのコツになります。
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