レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 金 |
鋳造年 | 1842年 |
「1842年 ロシア 5ルーブル金貨」は1842年にロシアで発行された金貨です。
図案にはロシアでおなじみの双頭の鷲が採用されています。このデザインは、現在のロシアの国章にも用いられています。サイズは直径が約22.6センチとなっており、およそ400万枚発行されました。
この金貨が発行された当時、ロシアはロマノフ王朝の第11代皇帝であるニコライ1世が統治していました。
ロシアにおける絶対的な独裁者として専制政治を展開し、ポーランドやハンガリーにおける反乱を鎮圧しました。軍人らしい保守的な考え方を持っており、数々の変革や革命を軍事力によって押さえつけました。
自国を力で押さえつける一方で海外進出にも積極的で、南下政策を展開しました。
その一環として日本ともかかわりが生まれ、1855年には日露和親条約を締結させました。また、1858年には日露修好通商条約を結んでいます。
当時の日本は鎖国体制でしたが、ペリーの来航をきっかけとして開国への道を歩んでいくことになります。
アメリカだけでなくロシアとも通商を結ぶことになりましたが、その内容は不平等なものでした。
貿易において日本には関税自主権がなかったため、不利な貿易を強いられてしまったことに加えて、領事裁判権を持っていませんでした。
領事裁判権がないことによって日本で犯罪を犯したロシア人を日本で裁くことができず、自国に帰ってから無罪になるという事態が頻発しました。
この2つの不平等な点は明治時代の日本には大きな足かせとなり、1800年代後半にかけて条約改正の流れが起こりました。
「1842年 ロシア 5ルーブル金貨」には1枚につきおよそ25,000円から35,000円の買取金額がついています。
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