レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 高い~非常に高い |
素材 | 金 |
鋳造年 | 1781年 |
「1781年 コロンビア 8エスクード金貨 カルロス3世」は1781年にコロンビアで発行された金貨です。
図案にはスペインの王であったカルロス3世が採用されており、裏面にはチェーンに囲まれた王冠と紋章が描かれています。
コロンビアで発行された金貨でありながらスペイン王の姿が描かれているのはこの金貨が発行された当時コロンビアがスペインの支配下にあったからです。量目は27.06グラムでした。
この金貨の図案に用いられたカルロス3世は1759年8月10日から1788年12月14日までスペインブルボン朝において王を務めていた人物です。
彼は王座に就くと様々な改革を行いました。
従来のスペインでは世襲制で官僚や役人を決めていく傾向にありましたが、彼の治世に入って優秀な人材を家柄に関係なく登用していきました。このように内政面では一定の成果をあげました。
しかし外交面ではカトリックを抑圧したことからバチカン市国とスペインの関係を悪化させてしまいます。
それに加えて中南米に持っていた植民地諸国の独立を止めることができず、その領土を失う結果も招いてしまいました。
この様に外交面では失敗ばかりのカルロス3世でしたがマドリードの整備では大成功をおさめており、彼の時代に建設された建築物の多くが今もなお残っています。
また、その人柄の良さから国民からの人気も高い君主でした。
王座にいたからといって他人を見下すことは決してなく、狩りを楽しんでいた際に市民と出会った時には帽子を取って挨拶をしていたと言われています。
「1781年 コロンビア 8エスクード金貨 カルロス3世」には1枚につきおよそ100,000円から150,000円の買取金額がついています。
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