1605年 オーストリア ルドルフ2世 ターラー銀貨
レア度☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
鋳造年1605年

「1605年 オーストリア ルドルフ2世 ターラー銀貨」は1605年にオーストリアで発行された銀貨です。

銀貨の表面にはルドルフ2世の肖像画が、裏面には盾と王冠がそれぞれ描かれています。

ルドルフ2世は1576年10月12日から1612年1月20日に神聖ローマ帝国におけるローマ皇帝に在位していた人物です。

彼は幼少期にイエズス会の影響を強く受けたためにカトリック教徒となり、そのことは彼がローマ皇帝に即位してからの政治に大きな影響を及ぼしました。

カトリック教徒として当時カトリックに反抗する形で勢力を強めつつあったプロテスタントを徹底的に弾圧していきます。

これによって神聖ローマ帝国の国内の状況は一気に悪化し、あちこちで反乱がおきるようになりました。特にハンガリーで起こった反乱を鎮圧する事は出来ず、やむを得ずプロテスタントを認めることになりました。

以上のように王としての資質が低く、自らの政治を最後まで徹底することができなかったため、国民からの評価は決して高いものではありませんでした。

彼の政治が不十分だったことが原因で、死後には30年戦争が起こってしまいました。

「1605年 オーストリア ルドルフ2世 ターラー銀貨」には1枚につきおよそ40,000円から50,000円の買取金額がついています。

日本でいう江戸時代に発行された銀貨であるため、古銭ということができます。

準美品であれば50,000円程度での買取りが期待できます。

未使用のものは殆ど現存していないと言われていますが、もしお持ちの場合には100,000円近い値段がつくこともあります。

1597年にもルドルフ2世を図案に採用したターラー銀貨が発行されていますが、そちらの銀貨に比べると少々買取金額は落ちます。

『1605年 オーストリア ルドルフ2世 ターラー銀貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

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