新1円銀貨
レア度☆☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材銀90/銅10
鋳造年1874年

「新1円銀貨」は1874年(明治7年)から1875年(明治8年)の約2年間発行されていた銀貨です。旧1円銀貨のデザインが変更され「一圓」が中央に配置された新1円銀貨になります。

その直径は37.6センチで量目は26.96グラムとかなり大型のコインという事が出来るでしょう。表面には他の額面を持つ硬貨と同様に龍の絵が描かれています。

明治時代に日本で発行されたコインの多くは龍を図案としていますが、それはなぜなのでしょうか?

海外においてはコインの図案には国の元首の姿を描くことが多くなっておりそれは現在も続いています。イギリスのコインにエリザベス女王が描かれているのもこの慣例に則ったものであると言えるでしょう。

日本にも硬貨づくりの技術とともにこの慣例が伝わり、当初は天皇陛下を図案に採用するプランもありました。

しかし当時の政府は元首である天皇陛下を図案に採用するのは忍びないとして龍の図案を採用することにしました。

龍という生き物が描かれているのにも意味があって、これは古来から天子(天皇)の象徴として用いられてきたからです。

この極印の彫刻は明治時代に活躍した金工師、加納夏雄氏が担当したものです。

当初は彼のデザインをもとにイギリスに依頼する予定でしたが彼の原案を見たイギリス人が「もはやこれだけレベルの高いものを作れるのならばイギリスに依頼する必要がないのではないか。」と絶賛したと言われています。

「新1円銀貨」には1枚につきおよそ150,000円から1,000,000円以上の買取金額がついています。

発行期間の短さもあり1円の額面を持つ貨幣の中でももっとも価値の高い1枚と言えます。

また、印刷されている年号によってもその買取金額が変動し、明治7年銘のものよりも明治8年銘のものの方が非常に高い金額がつきやすくなっています。

最も高いもので100万円を超える可能性も秘めているのでお持ちの場合にはぜひ専門の業者を通じて売却しましょう。

『新1円銀貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,正確に鑑定できる古銭買取業者

近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。

そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。

古銭買取業者で正確に鑑定してもらうことで、高額買取りしてくれます。

2,高く売るコツは2社以上で査定

近代銭(銀貨・銅銭等)の買取価格は業者によって差が出ることがあります。

価値の高い硬貨や枚数が多いと金額差はさらに大きく、1万円以上の差が出ることも十分あり得ます。

そのため2社以上の買取業者で査定額を確認することが、高額買取りのコツになります。

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