レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 金90% |
鋳造年 | 1899年 |
10ルーブル金貨 ニコライ2世は、ロシアで1897年から約14年に渡って発行されていた硬貨です。
硬貨にはニコライ2世というロシア皇帝に最後に君臨した人物の横顔が描かれており、何か歴史の重みそして深さを感じるさせるような、そんな雰囲気が漂っています。
買取価格は大体15,000円前後が目安となります。
ニコライ2世はとても特徴的なひげを持っているため、初めて見た方でも一目で印象に残る人物です。
硬貨が発行される3年前からロシア皇帝の座に就いたのですが、一国をまとめる主導者の立場からするとそう評価は高くなかったのが現実。
日本ともある意味で繋がりの深い人物でした。と言うのも、日露戦争そして第一次世界大戦で主導者として戦争の舵を取っていたからです。
ですが同時に激しい弾圧も行っていたため国内からの反発も強く、ロシア革命を引き起こす張本人となってしまいます。
一方でプライベートではとても優しく、趣味が写真撮影というなんとも温厚で家庭的な性格を持ち合わせていたと言います。
主導者としての顔、プライベートでの顔と全く違う2つの顔を持っていたニコライ2世ですが、やはり国をまとめる立場にいることを考えると、温厚な性格よりも知的で多少利己的な性格の方が良かったのかもしれません。
ですが優しい性格であることは逆に同盟国との絆をそう簡単に破らないことでの表れでもあったため、裏切られることで戦々恐々としていた当時にとってはかなり珍しく、一度手と手を結んだら相手国に対してはかなり忠実だったようです。
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