レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銅95/錫4/亜鉛1 |
鋳造年 | 1916年 |
「1銭青銅貨幣(桐)」は1916年(大正5年)から1938年(昭和13年)までのおよそ22年間にわたって発行されていた貨幣です。品位は銅が95パーセント、錫が4パーセント、亜鉛が1パーセントとなっています。
そのサイズは直径が23.03ミリで、量目は3.75グラムです。
第一次世界大戦が勃発すると、世界各国はその戦争の費用を捻出するために金本位制からの脱却を図りました。その結果、金属全般の価値が相対的に上がっていきます。
硬貨の材料となるのは金属ですから、その原料が値上げしたことによって硬貨も量目を半分に減らしたものが作られるようになりました。これが「1銭青銅貨幣(桐)」です。
図案に用いられている桐は伝統的に神聖な木として知られています。それゆえ家紋などの紋章に用いられることが多くなっています。
現在では高級な木材としても知られており、特にタンスの素材として用いられています。桐が素材として選ばれているのは湿気による影響を受けにくく、簡単に割れたりしないためです。
また、様々なほかの木材と比べても非常に軽いからであると言うこともできるでしょう。
「1銭青銅貨幣(桐)」には1枚につきおよそ10円程度ですが一部で数千円程度の買取金額が付きます。
発行年度によって買取金額は細分化されていますが、ほとんどが10円程度になります。昭和4年・5年銘のものは希少価値が高く、美品であれば数千円の買取価格になります。
1枚だけでは高い金額はつきにくいので、まとまった形で鑑定にのぞみたい貨幣と言えます。
『1銭青銅貨幣(桐)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,正確に鑑定できる古銭買取業者
近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。
そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。
古銭買取業者で正確に鑑定してもらうことで、高額買取りしてくれます。
2,高く売るコツは2社以上で査定
近代銭(銀貨・銅銭等)の買取価格は業者によって差が出ることがあります。
価値の高い硬貨や枚数が多いと金額差はさらに大きく、1万円以上の差が出ることも十分あり得ます。
そのため2社以上の買取業者で査定額を確認することが、高額買取りのコツになります。
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