レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
素材 | 白銅 |
発行年度 | 1988年 |
「青函トンネル開通記念500円白銅貨」は、昭和63年に本州と北海道を鉄道で結ぶ青函トンネルが完成したのを記念して発行されました。
コインの表面は青森県と北海道が結ばれた俯瞰地図、裏面は津軽海峡が描かれています。
品位は、銅750、ニッケル250、重さ13g、直径30mm。2000万枚発行。買取価格は700円前後になります。
青函トンネルは、青森県の最北端と北海道の最南端を結ぶ、列車専用の海底トンネルです。
全長53.85kmmもあって海底の部分だけでも23.30kmに達します。ちなみに、東京の山手線の一周がが34.5kmなので、おおよそ1,5倍の長さになります。
青函トンネルの構想は、昭和29年に台風によって沈没した洞爺丸事故を受けて、トンネル計画が始まります。
それから、調査や技術開発、巨額の費用の捻出など数々の問題を乗り越えて、約30年の年月を経てようやく完成したものです。本州と列車で繋がった時の北海道民の喜びは如何ばかりか想像に値します。
それまで青森から函館へ渡るには、4時間もかかる海路しかなく乗船する時には、乗船名簿に自分の名前を書き込んでいました。それだけで、無事を祈る思いで不安にかられたものです。
トンネルの開通後は、人々を運ぶだけでなく海産物や農作物など物資の輸送でも劇的に便利になりました。
また、平成28年3月には北海道新幹線が開通し、東京・函館間が最短で4時間17分で結ばれました。北海道は大自然と美味しいものがいっぱいで、観光客の誘致も期待できます。
ちなみに、瀬戸大橋も同じ昭和63年に完成しています。両方とも、洞爺丸・紫雲丸の海難事故がきっかけになった壮大な計画ですが、過去の出来事を思い返すと本当に感慨深いですね。
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