長野オリンピック記念1万円金貨
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1997年

1998年2月7日から22日まで、長野県で冬季五輪が行われ、記念として純金製の1万円金貨が発行されました。

金貨は3種類あり、それぞれ半年ごとに発行されました。

五輪開催のちょうど1年前にあたる1997年2月に発行された第1次金貨はスキーのジャンプが、同年10月に発行された第2次の金貨はフィギュアスケートが、そして開催年にあたる1998年2月に発行された第3次の金貨はスピードスケートが、それぞれデザインされています。

裏面には3種類とも共通して長野県の県花のりんどうがデザインされています。金貨はそれぞれ55,000枚製造・販売されています。

1985年2月28日に「長野県に冬季五輪を」との機運の高まりを受け、誘致活動がはじまりました。

その1ヶ月後には長野県議会と県内の市町村が冬季五輪大会の招致決議を行いました。

その3年後の6月1日にJOC総会にて国内における候補地を決定する投票が行われ、ライバルとなった3ヵ所を上回る投票数を得て候補地となりました。

そして約6年間にわたる誘致活動の末、6月にイギリスで行われた第97回国際オリンピック委員会総会においての5回にわたる投票の結果、長野冬季五輪が決定しました。

長野に冬季五輪大会を誘致する際には、コンセプトは一貫して「アジアで四半世紀ぶりの大会」であると主張し、いわゆる「大陸ごとに持ち回りでの開催を」との訴えがIOC委員に響いたのです。

長野五輪大会は、72の国と地域から総勢4,638人が参加し、のべ144万人の観客が集い、冬季五輪としては当時史上最大規模となり、大成功をおさめました。結果として日本代表は金メダル5個、銀メダル1個、銅メダル4個と、誇るべき結果となりました。

特にスキー・ラージヒルの船木和喜選手の涙は、記録にも記憶にも残る名シーンとなりました。

この記念金貨の現在の買取価格は、およそ7万円前後で推移しています。

保存状態の良いものが高値になるのはもちろんですが、専用ケースがあると千円ほど買取価格が上がります。

約7倍の買取価格となりますが、それだけ人気があり希少価値がある金貨であるということです。手元に記念金貨があるかたは保存状態に気を付けて大切に扱いましょう。

『長野オリンピック記念1万円金貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,販売力のある古銭専門の買取業者で売る

記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。

このような貨幣は貴金属の販売力が弱い中古買取店で売ると、買取価格が大幅に安くなってしまいます。

一方、古銭専門の買取業者であれば販売ルートが多いので、同じ記念硬貨でも高く買取りすることができます。

2,複数社で査定比較をする

同じ古銭買取業者でも買取価格は少しずつ違っています。

特に高額な金貨だと金額差は大きくなり、数千円や1万円以上の差が出ることがあります。

そのため複数の買取業者で査定額を比較することが重要になります。

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