裁判所制度100周年記念5000円銀貨
レア度☆☆☆
買取価格額面通り
素材銀92.5%
発行年度1990年

この貨幣は平成2年に裁判所制度100周年を記念して発行された銀貨です。発行枚数は500万枚と記念硬貨の中ではかなり多い部類に入ります。

絵柄としては表に法廷が、裏面は裁判所の職員バッジの模様と正義、公正といった花言葉を持つ植物が描かれています。

日本の裁判所制度は1890年に始まりました。裁判所構成法という法律の下、ドイツ人が草案を作って出来たものになります。

この当時の日本はドイツを手本として国の制度を整えていきました。この法律は終戦によって時代に合わないものとして、1947年には新たに裁判所法が制定されました。

この法律の中で、現在の裁判所の構造が確立されました。その構成は、最高裁判所と下級裁判所の2つで、下級裁判所には地方裁判所などを含んでいます。

日本の裁判所は近代日本の三権の一つでもある「司法権」を司る機関です。

その制度は三審制と言われています。同じ問題を三回審議する制度ですが、この制度は一つの裁判に多大な時間がかかってしまうという弱点があります。

これは一つ一つの問題について慎重に話し合うことによって失敗をなくす、という意味合いがあります。

日本国民には最高裁判所の裁判官を国民審査によって罷免する権利を持っています。

過去におよそ15回行われていますがその全てで問題がないと認定され、それは形式的なものとなってしまっています。そのため、この制度を問題視する専門家もいるのが事実です。

この貨幣の相場は現在も使える貨幣であることから額面通りの5,000円となります

『裁判所制度100周年記念5000円銀貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,販売力のある古銭専門の買取業者で売る

記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。

このような貨幣は貴金属の販売力が弱い中古買取店で売ると、買取価格が大幅に安くなってしまいます。

一方、古銭専門の買取業者であれば販売ルートが多いので、同じ記念硬貨でも高く買取りすることができます。

2,複数社で査定比較をする

同じ古銭買取業者でも買取価格は少しずつ違っています。

特に高額な金貨だと金額差は大きくなり、数千円や1万円以上の差が出ることがあります。

そのため複数の買取業者で査定額を比較することが重要になります。

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