レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 高い~非常に高い |
素材 | 金99% |
鋳造年 | 2016年 |
「英国王コレクション 第1貨 エリザベス1世 1ポンド金貨」は2016年にセントヘレナで発行された金貨です。
セントヘレナではイギリスの国王を図案に採用した金貨を2016年から2017年にかけて9種類発行しており、中でも最初に発行されたものがこの金貨になります。
直径25ミリ、重量は8グラムのコインであり、直径の大きさの割にはやや軽量のコインということができます。
エリザベス1世は1558年から1603年の間にイギリスの女王を務めた人物です。
彼女が王に即位した当時、イギリスは植民地を持たない国でした。一方イギリスの周りにあるフランスやスペインは海外への進出を進めており、あちこちに植民地を持っていました。
こうした流れに乗る形でエリザベス1世は海外進出を開始します。その過程の中で当時無敵を誇っていたスペインの艦隊を打ち破り、アジア地域との貿易を開始します。
彼女の治世には東インド会社が設立され、イギリスのアジア進出の礎を築いています。この金貨の図案には東インド会社がインドにたどり着いた時の船であるレッドドラゴン号も採用されています。
このように、エリザベス1世はこの先続いていくイギリスの海外進出のきっかけをつくった人物なのです。
「英国王コレクション 第1貨 エリザベス1世 1ポンド金貨」は1枚につきおよそ30,000円から40,000円程度の買取金額がついています。
9種類すべてそろっているものをもし売却する場合には40万円前後の買取金額がつきます。
いずれのコインも発行枚数が500枚と少ないため、希少価値が高いコインと言えるでしょう。
まだ発行されて2年しかたっていないコインのため、傷や汚れなどは買取金額に大きく影響を与えてしまいます。保管する際には気を付けておきましょう。
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