レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い |
素材 | 銅 |
鋳造年 | 1866年 |
江戸時代も終わりに差し掛かった1866年に鋳造された「盛岡銅山」です。
盛岡とあるように現在の青森県、そして岩手県の一部を治めていた盛岡藩が発行した地方金貨であり、密鋳と言う現在で言うところの不正をして造られた小判でありました。
そのため小判自体がそれほど鋳造されず、現存するものは他と比べてもかなり少ないです。
造られた理由は良くないにしろ、現在から見ればある意味貴重な小判であるため、状態の良いものだと160万円を超える値が付けられたこともあったとか。
平均的な買取金額は5~10万円の間で付けられることが多く、美品でなくとも高い価値が付くと言って良い品物です。
小判の状態が良いか悪いかは自分で見極めることはなかなか難しいと思うのですが、もしかしたら自分の持っているものが思っている以上の値が付くかもしれないというワクワク感を感じられるのも、小判の魅力の一つでもありますよね。
盛岡銅山は普通の丸い縦長の小判の形に加えて、真ん中に四角い穴が空いているという非常に珍しい形状をしていました。
穴が空いている小判なんて、皆さんもあまり聞いたことはないと思います。
江戸時代の小判、そして明治に入ってから造られる現在の5円玉のようなお金両方の形が取り入れられているため、一種の歴史の転換点を感じることが出来ます。
明治に入ったという歴史は様々な所で見受けられますが、それをあえて小判を見て感じるというのもなかなか趣深いですよ。
実際に当時の人々も触っていたわけなので、小判を通じて今と昔が一本の線で繋がっているようです。そう意識して小判を触れば、より感慨深いものが内側から込み上げてくるはず。
付けられる値段だけではなく歴史を通して見ることも、小判を扱う上では大切なことなのです。
『盛岡銅山』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらう
穴銭・丁銀・豆板銀は種類が多く、またわずかの違いでプレミア価値がつくなど、鑑定には高い鑑定力が必要となります。
そのため一般の中古買取店では正確な鑑定は困難です。高額になるレア穴銭であっても、数百円などで買取りされる可能性があります。
経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらうことが重要となります。
2,損をしない買取りのコツは2社以上で査定
買取価格はどの業者でも同じ査定額というわけではなく、価格は差があることが多いです。
例えば、一つの穴銭をプレミア古銭と判定しても、A社では20,000円、B社では40,000円と倍になることも珍しくありません。
そのため複数社で鑑定してもらうことが損をしないコツになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。