レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
素材 | 白銅 |
発行年度 | 1988年 |
「瀬戸大橋開通記念500円白銅貨」は、1988年に瀬戸大橋が開通したのを記念して発行されました。
図柄は、表が瀬戸内海に架けられた瀬戸大橋、裏は四国と岡山県の地図と大橋が俯瞰でデサインされています。品位は、銅が750、ニッケルが250、重さ13g。
買取価格は500円前後になります。
瀬戸大橋は本州と四国を陸路で結ぶため、岡山県倉敷市と香川県坂出市に架けられています。
全長12300m、幅35m、高さ194mの高架橋です。上部を自動車が走り下部を電車が通る2階建になっています。車と電車、併用の橋では世界最長となっています。
瀬戸大橋ができるまでは、四国と本州は連絡船で結ばれていました。連絡船は人と列車を運び、自家用車やトラックはフェリーに乗せて渡っていました。
移動するには、いちいち乗り換えなければならず時間のかかるものでした。着工の計画はずっと以前から言われていたものの、巨額の費用、技術の問題などがあってなかなか前に進みませんでした。
しかし、1955年(昭和30年)に修学旅行の小学生を乗せた紫雲丸が濃霧のために沈没、多くの死者を出しました。それから、国への陳情が結実し、架橋に向けての調査が始まりました。
ルートの決定や工法の開発、資金の調達など、悲願の瀬戸大橋が完成したのは1988年(昭和63年)のことです。
波静かな瀬戸内の海に箱庭のように浮かぶ美しい島々、その間を縫うように大橋が伸びる景色は、まるで近未来を眺めているようです。2018年には、大橋開業30周年を迎えます。
四国にも1992年に高松自動車道が開通し、現在の瀬戸大橋は瀬戸中央自動車道の名称で呼ばれています。
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