レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
素材 | 白銅 |
発行年度 | 1992年 |
「沖縄復帰20周年記念500円白銅貨」は、1992年に発行されました。別名「沖縄復帰記念500円白銅貨」と呼ばれています。
白銅貨の表面は沖縄の伝統と文化のシンボル首里城をデザイン。裏面は、「沖縄復帰・二十年・500円・平成四年」と横書き三段で印字され、周囲には龍が描かれています。
発行枚数は2000万枚。材質は銅750、ニッケル250。直径、30mm。買取価格は500円前後になります。
沖縄が念願の日本に復帰したのは、1972年のことです。新制沖縄として、政治・経済・商業・観光などで本土と共に発展を歩む20周年を記念したものです。
戦後の1945年から1972年まで、沖縄は米軍の支配下にありました。
この間、政治的にも行政的にもアメリカ主導で、本土との行き来にもパスポートを必要とし、正式通貨も円からドルに変換されるなど、沖縄県民は長年に渡って不自由と理不尽さを余儀なくされました。
復帰への道のりは、1965年に佐藤首相が訪沖の時、ジョンソン大統領との日米会談の中で、祖国復帰の要望を声明したものの、実現には至りませんでした。
その後、日本国内でも復帰の機運が高まり、沖縄国会と呼ばれた67回国会で「返還協定」「特別措置」などが次々と承認され、1971年12月に復帰が決定。
そして、72年5月12日に琉球列島米国民政府が解散し、琉球政府も同時に閉じられました。
沖縄県民にとって、ようやく長い歳月を経て戦後が終わったといえるでしょう。
琉球王国の歴史を受け継ぐ那覇市や、やんばるの森の名護市、ひめゆりの塔のある糸満市などで都市が拡大する一方、サンゴ礁の海や山、森、川まで亜熱帯海洋気候の多彩な生物がいて、自然との出会いとの魅力も満ちあふれたところです。
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記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。
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