永楽通宝(銀銭)
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度

「永楽通宝(銀銭)」は室町時代から安土桃山時代にかけて鋳造されていた穴銭です。

室町時代には明から永楽通宝が多く輸入されてきましたが、その原料は銅でした。これが日本に持ち込まれた後に原料を銀にかえて模倣されて作られたのがこの貨幣になります。

そのため、名前は中国で作られた貨幣のように見えますが、その実情は日本で作られたもの、ということになります。

鋳造されたのは主に安土桃山時代で、豊臣秀吉が行った朝鮮出兵や小田原討伐の際の恩賞用として作られた貨幣であると言われています。

中世の日本は封建制度で成り立っており、御家人(家来)は主君(将軍)を自らの身をもって守りました。それに対して主君は御家人に対して十分な褒美(恩賞)を与えることによってお互いの関係をキープしていました。

豊臣秀吉の時代でもそれは続いており、朝鮮出兵や小田原討伐の際に活躍した人々にはこうした形で恩賞が与えられることとなりました。

「永楽通宝(銀銭)」には1枚につきおよそ20,000円から300,000円の買取金額がついています。

近年人気が高まっているためか買取金額は上昇傾向にあり、売却を考えている皆さんは今がチャンスと言えます。

また、もし金で出来ている永楽通宝をお持ちの場合には流通量の少なさも相まって希少価値が高く、数百万円という超高額の買取金額がつくことがあります。

発行された詳細な時期やその種類・保存状態によって買取金額が変わるので、売りにいく前に専門の業者に鑑定を受けることが必須です。

特に種類による買取金額の変動は大きく、永楽通宝(紀州)、または永楽通宝(濶字)と呼ばれるものであればその買取金額は100,000円以上になることが期待されます。

『永楽通宝(銀銭)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらう

穴銭・丁銀・豆板銀は種類が多く、またわずかの違いでプレミア価値がつくなど、鑑定には高い鑑定力が必要となります。

そのため一般の中古買取店では正確な鑑定は困難です。高額になるレア穴銭であっても、数百円などで買取りされる可能性があります。

経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらうことが重要となります。

2,損をしない買取りのコツは2社以上で査定

買取価格はどの業者でも同じ査定額というわけではなく、価格は差があることが多いです。

例えば、一つの穴銭をプレミア古銭と判定しても、A社では20,000円、B社では40,000円と倍になることも珍しくありません。

そのため複数社で鑑定してもらうことが損をしないコツになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。