レア度 | ☆ |
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買取価格 | 普通~少し高い |
素材 | 金22.3% |
発行年度 | 1868年 |
「明治二分判金」は1868年(明治元年)から1869年(明治2年)にかけて鋳造されていた古銭です。
明治新政府が設立された後すぐに鋳造されたもので、造幣局が開局するまでの期間に発行されていました。
江戸時代末期に鋳造されていた様々な古銭と比べるとそこに書かれている文字は綺麗で、気品があります。量目は3.0グラムで金銀比率は金:銀=23:77でした。
この古銭が発行されていた当時は明治新政府が成立して間もない時期であり、数々の改革が実行に移されていました。その一つとして挙げられるのが版籍奉還です。
江戸時代までは将軍に任命された藩主を中心に藩がその土地と人民を支配していました。この取り組みは藩を中心とした制度を廃止し、土地と人民を朝廷(天皇)に返還させるという内容でした。
この改革の提案者の一人は日本の初代総理大臣として知られる伊藤博文で、彼は江戸時代に形成されていた幕府と藩を中心とした幕藩体制に限界を感じていました。
「明治二分判金」には1枚につきおよそ3,000円から8,000円の買取金額がついています。
その状態の悪い者の場合、その買取金額は低いものになってしまいますが未使用に近いものをお持ちの場合には1万円近い金額になるものもあります。
また、希少価値の高い逆打の場合にはその限りではなく、30,000円から60,000円ほどと全体的に10倍近い金額になることもあります。
インターネットオークションでもそれなりの取引数がありますが、その出品数の多さからか落札金額は上記の買取金額以下になることも多々見受けられます。
安定した金額での売却を望むなら専門の業者に任せたほうが良いと言えるでしょう。
『明治二分判金』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
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