レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 銀80.66% |
発行年度 | 1868年 |
明治一分銀は、1868年からわずか1年間だけ発行されていた小銭です。
小銭と言っても普段我々が目にするような円形の形はしておらず、縦長の四角い形をしています。現代の人から見ると、とても不思議な形です。
中央に「一分銀」と文字が施されており、それを囲むように周りに桜の花びらあるデザインとなっているのですが、これは江戸時代に発行されていた安政一分銀と非常に酷似しています。
一見すると違いもないので、初めて見る方ならどちらがどれか分からないと思いますが、実は小銭に施されている字の形で見分けることが可能です。
見比べるべきポイントの字は「銀」と、裏面に書かれている「常」の漢字だそう。どちらかと言うと、明治一分銀の字の方が少し躍動感があると言った感じでしょうか。それでもやはり初見の方は、一発で見分けるのは困難だと思います。
この類似性があだとなり、時々混同して買取に出されることもあるようですが、買取を検討している方なら気をつけてください。
デザインが似ているとは言え、生まれた時代や使われていた背景も違うので付けられる価値は両者とも違います。
もちろん間違った認識で買取にだしても、お店の方でしっかりと鑑定してくれるはずですが、それでも心の準備というものがありますよね。
自分でも一度、これは明治一分銀なのかそれでも安政一分銀なのかしっかりと確認してみましょう。
そんな明治一分銀の買取金額ですが、買取価格は15,000円前後、跳分・跳銀なら40,000円前後になります。
同時代の小銭と比較すると少し価値は低めであるものの、それでも十分な値段でありますよね。少しでも買取に興味があるなら、今すぐ専門店で見てもらうことをおすすめします。
『明治一分銀』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。