レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 高い~非常に高い |
素材 | 銀900/銅100 |
鋳造年 | 1871年 |
「旧1円銀貨」は1871年から1872年の間に発行された貨幣です。<量目(重量)>26.96g、<直径>直径約38.5mm。銀貨の中では大き目のデザインになっています。
対外貿易のために作られた貨幣であり、主に台湾や韓国といったアジア圏の国々で流通しました。
日本が対外貿易をするきっかけとなったのは江戸時代末期に来航したペリーをあげることができます。
ペリーはアメリカの代表として日本に開国を求めてきましたが、この開国要求にはオランダが反対し、裏で根回しを行っていました。
日米関係に関係のないオランダがこれに反対していたのは、当時に鎖国化の日本と貿易を行うことができた国の一つがオランダだったからです。
オランダ視点で見れば、既得権益を奪いに来たというように映っていたため、オランダとしてはこれを何としても阻止し現在の貿易における地位を守りたかったのではないかと考えられています。
しかしオランダは表面上はアメリカに賛成する姿勢を示し、日本近海で漁を行った船に対して食料や燃料の補充をさせるようにと勧告を出します。
オランダの狙いはこうした最低限の譲歩を日本に求めることによってオランダが持つ大きな権利を守ることでした。
結果的に日本は諸外国と条約を結び、貿易をすることになります。明治時代になるとこの貿易はさらに拡大していき、その際に貿易銭として使用されていたのが旧一円銀貨だったのです。
「旧1円銀貨」は現在1枚当たりおよそ20,000円~30,000円という買取金額がついています。
その美しい色合いからコレクターにも人気が高い銀貨となっています。発行された期間も短いため、その希少価値は比較的高めということができます。
日本のみならず海外で流通していたため、海外でふとした拍子に発見することができるかもしれません。
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1,正確に鑑定できる古銭買取業者
近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。
そのため一般の中古買取店では価値の高さを鑑定できず、査定額が安くなってしまう可能性があります。
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