レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 銀90/銅10 |
鋳造年 | 1878年 |
「新1円銀貨(再発行)」は1874年(明治7年)・1875年(明治8年)に貿易専用通貨として発行され、次に「貿易銀」に変更され、再び「新1円銀貨」が発行されることになります。
今回は一般流通用の銀貨となっています。1878年(明治11年)から1897年(明治30年)までおよそ19年間発行されました。
1874年(明治7年)・1875年(明治8年)の新1円銀貨と全く同じサイズと量目を持っており、その品位も同一となっています。
明治7年からの「新1円銀貨」は、当時日本の銀貨は世界的に見て価値が非常に低いものでした。当時使われていたスタンダードな銀貨は洋銀で出来ていたものだったためです。
この状況に対して明治政府は対外的な日本の銀貨の価値を上げるために「貿易銀」を発行しました。
しかしながら微量の量目の増加しただけの貿易銀では日本の銀貨の質を上げるには至らず、結局1878年(明治11年)から新1円銀貨に戻りました。
明治時代初期における日本の産業の中心は軽工業でした。江戸時代から日本では生糸の生産が盛んに行われており、生産量の大体6割から7割が輸出されていました。
また、殖産興業の一環で官営の富岡製糸場が建設されたことによってさらに日本の製糸業は発展し、1870年代から1880年代には1年で15%以上の成長を見せました。
富岡製糸場には当時製糸業が発達していたフランスから機械や技術が導入されていました。
明治11年から発行されていた「新1円銀貨(再発行)」には1枚につきおよそ2,000円から200,000円程度の買取金額がついています。
明治11年に発行されたものや明治12年に発行されたものには100,000円以上の価値がありますが、その年代を境にしてだんだん買取金額は落ちていきます。
明治中期に発行されたものになってしまうと2,000円から3,000円ほどになってしまいます。
『新1円銀貨(再発行)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,正確に鑑定できる古銭買取業者
近代銭(銀貨・銅銭等)は様々な種類が発行され、それぞれの製造年度によっても価値が変わります。
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