レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 高い~非常に高い |
素材 | 金49.0% |
発行年度 | 1828~1832年 |
文政二分判金(草文二分半)は江戸の文政11年~天保3年まで使用された金貨です。
この古銭に打たれている『文』の字が草書体という、崩したような書体であるため、別名『草文二分半(そうぶんにぶばん)』や、『草字二分金(そうじにぶきん)』とも呼ばれています。現代の人だと、なかなか読みにくい書体ですね。
文政二分判金(真文二分半)(別名『真文二分判』『真字二分金』)という別の古銭があり、そちらは文政元年から出回っていた古銭ですが、この古銭はそれよりも量目が低くされていて、財政難が続いていたために作られた物とされています。
二分判金にも種類がたくさんあるため、どの時代のものか、何ていう種類なのかを見分けるのがとても難しく思うかもしれません。
しかし特徴の1つとして、古銭に打たれている書体で見分けるという方法があります。
『文』という文字があれば、それは文政期で、更にその書体が真書体(楷書体)か草書体かで種類がわかります。これらは古銭の裏、右上に刻まれています。
この金貨は金と銀の比率の差はあまりなく、重さも6gほどの長方形の形をしたものです。
買取価格は40,000円前後になります。極美品だと、あと1万~3万くらいは値がつきます。
また、表と裏で上下向きが反対になっている逆打ちタイプだと、この文政二分判金(草文二分半)の場合は非常に高額になります。
逆打ちだと50万円やそれ以上の買取価格になることがあります。古銭専門の買取店で正確な価値を出してもらいましょう。
『文政二分判金(草文二分半)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
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