文政一朱金
レア度☆☆☆
買取価格高い
素材金12.3%
発行年度1824~1832年

文政一朱金は、江戸の文政7年~天保3年まで使用された金貨です。

この貨幣は一分判金の長方形の形とは違い、形状はほぼ正方形となっています。そのような形から、『角一朱』という異なる名前で呼ばれたりもします。

サイズは他の金貨同様、小さなサイズで、縦横で大体1㎝くらいです。重さも1g~2gと、一分判金と比較すると少し小さく、軽めになっています。

金と銀の割合的には、圧倒的に銀の比率が高く、おおよそですが、1:9と言っても過言ではないかもしれません。

銀の比率が高いためか、その貨幣によっては金色ではなく、銀色っぽくなっているものもあります。ですから、金貨なのに銀色っぽくなっているから‥といって肩を落とすことはないでしょう。

文政一朱金は銀が多く含まれているから、他の古銭と比べたらそんなに価値がないのでは?と思う方もいるかもしれません。

しかし、一朱金は数が少ないため買取価格は美品で20,000円~30,000円で取引されています。

表と裏で上下向きが反対になっている逆打ちタイプであればさらに希少価値が上がるので、10万円近くが期待できます。

結局この文政一朱金は品質が悪いことと、小さすぎて使いにくかったため 天保3年(1832年)に鋳造が終了します。一朱金のカテゴリではこの1種類だけとなりました。

『文政一朱金』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう

古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。

しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。

古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。

2,高く売るなら2社以上で査定

古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。

1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。

そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。

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