庄内一分銀(天保一分銀)
レア度☆☆☆
買取価格高い
素材銀99.1%
発行年度1868年

庄内一分銀(天保一分銀)は、江戸後期の1837年から17年に渡って現在の山形県鶴岡市で使われていた小銭です。

縦長の正方形の形をしており、真ん中に一分銀と書かれているのが天保一分銀の特徴なのですが、庄内一分銀と分かりやすくするため、一分と銀の間の右側に小さく庄と書かれています。

また、一分銀の文字の周りを取り囲むように、桜の模様があしらわれているのも特徴です。

買取金額は比較的高く大体5,000円から、保存状態が良ければ10,000円を超える値が付くこともあります。

正確な買取金額はお店によって多少の違いは出ると思われます。

鶴岡市は山形県の西側に位置しています。分かりやすく言うと、山形県は人の横顔のような形をしていますが、ちょうど鼻から上唇の間にかけての範囲です。

庄内藩を代々納めたのは酒井氏一族でした。一番初めの藩主は、徳川家康の近い家臣であった人物の息子ということもあり、幕府からも出羽国の重要な一藩として見なされていたことでしょう。

庄内藩は全国の中でも、特に民を大事にする心優しい藩です。それは代々受け継がれてきており、第一に重視するのはお金でも経済でもなく「人々」という、現代に通づる先進的な方針を打ち立てていました。

もちろんこのような環境で過ごす人々は、常に感謝の念を抱いており、ことあるごとに藩のための行動を自ら打ち立てています。

例えば、江戸時代にはよく大名同士が藩と藩を交換する政策があったのですが、その危機に見舞われそうになると、領民達が皆力を合わせてそれを回避します。

また戊辰戦争が起こった後、自らの領地に藩主を呼び戻すため、皆でお金を集めるなどの行動も行なったそうです。

上に立つ人間と下にいる人間という関係ではなく、藩全体が友のような家族のような関係だったのですね。

『庄内一分銀(天保一分銀)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう

古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。

しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。

古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。

2,高く売るなら2社以上で査定

古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。

1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。

そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。

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