寛永通宝 真鍮四文銭
レア度
買取価格普通
素材真鍮
鋳造年1768年

1782年から鋳造されていた寛永通宝 真鍮四文銭です。

江戸時代初期から100年以上にも渡って発行されていた寛永通宝はいくつか種類があるですが、そのうち真鍮四文銭は3番目に作られた穴銭となります。

一つ前に造られた寛永通宝は見た目も悪く、人々からの評判もあまり良くない状態に置かれていました。

そこで真鍮四文銭は形も少し大きくし、鋳造を指揮した武士の家紋を穴銭にデザインするなど人々により受けるような工夫を凝らします。

それは見事に結果として現れ、世間からの評判も大変良かったようです。

それゆえ時が経つにつれて増産されるようになり、それに合わせて小銭作りに使われる原材料も次第に変化していきました。

最初は深みのある黄色をしたウコン色でしたが、1821年に造られた真鍮四文銭は銅が多く使われていたため赤系に近い色となっています。

同じお金でも造られた年によって色が異なるというのは、現代ではなかなか実感出来ないのでとても面白いですよね。

そのため買取金額も小銭によってそれぞれで、はっきりとした価値は一概には決められません。

ごく一般的なものだと50円~500円の間と他の古銭に比べてそれほど高いわけではありませんが、中には数万あるいは数百万を超えるものがある可能性もあります。

そこは専門職の人しかしっかりと見極めることが出来ないので、小銭をメインとしている買取専門でしっかりと査定してもらいましょう。

買取をする方の中には、とにかく早く買い取ってもらいたいからとあらゆる種類の物を扱うお店に訪れる方もいますが、真鍮四文銭のように時代や背景よって価値が変わってくるものは、出来るだけ小銭・貨幣を専門とする買取点で見てもらう方がおすすめです。

『寛永通宝 真鍮四文銭』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらう

穴銭・丁銀・豆板銀は種類が多く、またわずかの違いでプレミア価値がつくなど、鑑定には高い鑑定力が必要となります。

そのため一般の中古買取店では正確な鑑定は困難です。高額になるレア穴銭であっても、数百円などで買取りされる可能性があります。

経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらうことが重要となります。

2,損をしない買取りのコツは2社以上で査定

買取価格はどの業者でも同じ査定額というわけではなく、価格は差があることが多いです。

例えば、一つの穴銭をプレミア古銭と判定しても、A社では20,000円、B社では40,000円と倍になることも珍しくありません。

そのため複数社で鑑定してもらうことが損をしないコツになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。