レア度 | ☆ |
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買取価格 | 普通~少し高い |
素材 | 銀98.71% |
発行年度 | 1853年 |
「安政一朱銀」は1853年(嘉永6年)から鋳造されていた古銭です。
書かれている文字や形、量目は同年から発行されていた嘉永一朱銀と同じもので、一見すると全く同じ古銭に見えます。
しかし表面に書かれている「一朱銀」の文字の書体に差があり、天保一分銀の書体に関係が深いものを「嘉永一朱銀」、安政一分銀の書体と関連が深いものを「安政一朱銀」と呼んでいます。
また、安政一朱銀は文字の書体ではなく書かれている文字の跳ね方などで細かく分類することができます。
表が7種類、裏が9種類存在します。合計すると63種類もの種類が存在することになり、非常に細かく分類できることが分かります。
1853年はペリーが来航した年であり、幕府はこれに危機感を感じてお台場に砲台を作らせました。当時の職人たちの1日分の日当がこの古銭の額面と同じだったため嘉永一朱銀とともに「お台場銀」とも呼ばれています。
この砲台が出来たことによってペリーはいったん東京に来たものの砲台を見て引き返し、改めて横浜に来航する事となりました。
この様に歴史の深い場所でしたが平成時代に入って東京臨海副都心としての再開発が進み、レインボーブリッジなどが建設されました。現在、この地はフジテレビ本社なども立ち並び、東京都を代表する観光スポットの一つになっています。
「安政一朱銀」には1枚につきおよそ1,000円から2,000円の買取金額がついています。
同時期に発行された嘉永一朱銀とほぼ同等の買取金額になっていますが、その種類は60種類以上もあるため、その種類によって買取金額は細分化されています。
売却の際は自分の目で価値を判断するのは難しいので専門家に依頼するようにしましょう。
『安政一朱銀』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
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