レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い |
素材 | 金57.0% |
発行年度 | 1859年 |
「安政一分判金」は1859年(安政6年)に発行された古銭です。
量目は2.24グラムで、金銀比率は金57:銀43となっています。
日本が日米修好通商条約によって欧米各国と貿易を始めた当初に製造されたもので、この時期には日本の金や銀が大量に海外に流出しました。海外では日本の金や銀の相場が低かったためです。
この古銭が発行された当時に日本で起こった大きな事件は1858年から1859年に起こった「安政の大獄」です。
1858年に日本は安政の五か国条約を各国と結んでいましたが、これらは実は天皇の許可なく調印されたものでした。
当時日本は国の一大事を決める際には天皇の最終決定を必要としており、この慣習を無視した当時の責任者であった井伊直弼は大きな批判にさらされることになりました。
その批判に対して、井伊直弼は自らの行いに反対したものの多くを弾圧し、処罰しました。
この事件で処罰された人は全部で100名にもわたり、その全ての命令を発していた彼は様々な方面に恨みを買うことになったのです。
「安政一分判金」には1枚につきおよそ150,000円から300,000円の買取金額がついています。
安政一部判金自体が1年のみの発行だったので非常にその希少価値が高くなっています。
この古銭は書体が「とめ」のものと「はね」のものの2種類が存在しており、もし「とめ」をお持ちの場合には相当な高額での買取りが期待できます。
売却する際には海外よりは国内で売ったほうが総じて買取金額は高くなるので国内で売るほうがお得といえるでしょう。
ただ素人が見てどちらかの判断をつけるのは非常に難しいので専門の鑑定士に依頼することをおススメします。
『安政一分判金』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
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