【天皇陛下御在位60年記念10万円金貨】の買取価格、相場と詳細について

「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」は、昭和61年に昭和天皇御座位60年を記念したものです。

品位は、金1000、20g、直径30mm。発行の最初の予定は1000万枚でしたが、910万枚が市場に出ています。

また、昭和６２年に追加発行された10万円金貨は、発行枚数100万枚となっています。それまでの記念硬貨は500円までと決められていたので、10万円金貨の発行は戦後になって初めてのこととなります。

気になる現在の価値ですが、御在位60年記念や純金という品格からかなり高値になるのではと期待が膨らみます。

しかし、意外なことに額面以上の買取価格は難しくなっています。その理由は、重量20gに対して額面が高いことが原因となっています。

1990年に発行される「天皇陛下御即位記念10万円金貨」は同じ額面でも重量30gであるので、この金貨の額面が高いことがわかると思います。この金貨はメダルではなく額面がついているため、銀行での換金が可能となっています。

昭和天皇はわが国で第124代目、昭和元年～昭和64年1月(1926年～1989年)まで在位、歴代で最も在位期間の長かった天皇です。

この64年間に日中戦争や第二次世界大戦を経験され、また皇室の変革を受け入れられました。戦前は神格化された存在でしたが、戦後は象徴天皇としてまさに激動の時代を歩んで来られました。

晩年まで力を注がれたのが、戦後復興を目指す全国各地の植樹祭や国民体育大会などに積極的に巡行されたことです。

国民にとってより親しみのある天皇の姿を示されたのではないでしょうか。

平成天皇の記念金貨もご紹介する機会があると思いますが、平成は昭和の約半分の31年間でご退位されることが決まりました。

これに合わせて、どんな記念貨幣が発行されるのか収集家にとって楽しみな機会ですね。

『天皇陛下御在位60年記念10万円金貨』を損せず高額買取してもらう方法とは？

記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。

このような貨幣は貴金属の販売力が弱い中古買取店で売ると、買取価格が大幅に安くなってしまいます。

一方、古銭専門の買取業者であれば販売ルートが多いので、同じ記念硬貨でも高く買取りすることができます。

同じ古銭買取業者でも買取価格は少しずつ違っています。

特に高額な金貨だと金額差は大きくなり、数千円や1万円以上の差が出ることがあります。

そのため複数の買取業者で査定額を比較することが重要になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。