レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い |
素材 | 金 |
発行年度 | 1999年 |
今上天皇(明仁天皇)の御在位10年を記念した金貨になります。
表面には「鳳凰と桐と白樺」 裏面には「菊紋と橘と桜」 が描かれています。12月に日本造幣局より発行され、純金製です。
表面にあしらわれた鳳凰と桐と白樺にはどのような意味があるのでしょうか。
古くから中国では「聖天子が即位すると、瑞兆である鳳凰が現れる」と伝承されてきました。聖天子というのは徳のある優れた王のことで、瑞兆というのは非常におめでたい印という意味です。
そして、その鳳凰が宿る木であり、神聖なものとして扱われていたのが、桐です。
このような思想が日本に伝わったのは平安時代の頃です。当時の天皇が着ていた衣類や使用していた調度品に、鳳凰・桐といった模様があしらわれていたことから、桐花紋は菊紋の次に格式がある紋であるとされました。
白樺は、皇后さまのお印として知られていて、天皇陛下との出会いの場である軽井沢の白樺にちなんでいます。
裏面にあしらわれている菊紋と橘と桜ですが、菊紋は天皇家の家紋として、桜は菊と同様に日本の国花として知られています。
橘は、昭和天皇が「桜は咲き誇ったのちに潔く散ってしまうが、永遠であるべき文化の勲章には永遠の象徴として変わることのない橘のほうが望ましい」といった趣旨の意見を述べられ、それを機に文化勲章に入れられているお印が桜から橘に変更された、という逸話から採用されました。
この記念金貨の買取価格は90,000円程度となっています。
記念金貨を入れるケースもお持ちの場合ですと、買取価格が3,000円程上がります。
金貨自体の状態の良さはもちろんですが、そのケースをお持ちの方は無くさないよう大切に保管しておきましょう。
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記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。
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