天正通宝
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1587年

安土桃山時代の1587年に鋳造されていた天正通宝です。発行された年の元号が天正だったことから、この名前が付けられました。

発行を指揮した人物は、豊臣秀吉だったと言われています。

貨幣と言っても私達が想像するような一般的なお金ではなく、高い身分の人に褒美として与えるため専用の貨幣でした。褒美用の銭貨があったなんてことは、多くの人はなかなか知り得ないですよね。

褒美用だけにとどまらず、流通用の普通の天正通宝もあったようですが、本当に存在していたのかどうかという事実は、正確には明らかにされていません。

豊臣秀吉による鋳造でしたが、豊臣家自体がその後間もなく滅亡してしまうため、天正通宝が使用されていた時期もかなり限られたものでした。

そのため希少価値も高く、買取金額も良い値段を期待することが出来るでしょう。

買取金額は、数万円から数十万円程度でしょうか。その数字ははっきりとは決まっていないため、銭の保存状態そして買取店の査定基準によってその値が決められることになります。

インターネットで調べて大体の値段を予想することも可能ですが、あまり鵜呑みにはせず一つの目安として捉えておいてくださいね。

希少価値が高いのもそうですが、やはり豊臣秀吉によって造られたという点に、天正通宝の一番の人気の理由が隠されていると思います。

幕府や朝廷が造った貨幣はたくさんありますが、秀吉が鋳造に関わったお金はそれほどないのです。穴銭の中でも非常に価値の高い種類と言えるでしょう。

『天正通宝』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらう

穴銭・丁銀・豆板銀は種類が多く、またわずかの違いでプレミア価値がつくなど、鑑定には高い鑑定力が必要となります。

そのため一般の中古買取店では正確な鑑定は困難です。高額になるレア穴銭であっても、数百円などで買取りされる可能性があります。

経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらうことが重要となります。

2,損をしない買取りのコツは2社以上で査定

買取価格はどの業者でも同じ査定額というわけではなく、価格は差があることが多いです。

例えば、一つの穴銭をプレミア古銭と判定しても、A社では20,000円、B社では40,000円と倍になることも珍しくありません。

そのため複数社で鑑定してもらうことが損をしないコツになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。