レア度 | ☆ |
---|---|
買取価格 | 少し高い |
素材 | 金29.88% |
発行年度 | 1832年~1866年 |
天保ニ朱判金は1832年(天保3年)~1866年(慶応2年)の始めまで長く使用された二朱金になります。形は長方形で、『ニ朱』という文字が打たれています。
本来は二朱金は1両の1/8の価値となるため、例えば元禄二朱金では金の含有量も1両も1/8でした。しかし天保二朱金はその半分程度の含有量しかありませんでした。
幕府はこのような金の使用が少ない天保ニ朱判金を約1億枚発行し、それまでの金貨を回収して100万両の出目を獲得したと言われています。
このニ朱判金は金よりも銀の比率の方が高く、金が3に対して、銀が7くらいの割合になっています。そういった比率の事もあり、外国では別名『天保ニ朱銀』とも呼ばれてもいます。
江戸の貨幣は金が多く含まれているイメージがあるかもしれませんが、このように銀が多く含まれているものも存在しています。
この貨幣は国内でもよく取扱いされているため、買取価格も2,000円前後と高くありません。極美品で5,000円程度となっています。
表と裏で上下向きが反対になっている逆打ちだと、倍以上の買取価格になります。
こういった貨幣を見つけた、もしくは持っている場合、どういった所で買い取りをしてくれるのか、あまりよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
近年ではネットオークション等が流行っているので、そこで販売を‥なんて思っているかもしれませんが、それだとリスクがあります。
少しでも正しい価値で売りたいのであれば、オークション等ではなく、古銭専門の買取店に依頼した方が納得できると思います。
『天保二朱判金』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。