レア度 | ☆ |
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買取価格 | 普通~少し高い |
素材 | 銀99.1% |
発行年度 | 1837年 |
「天保一分銀(古一分銀)」は1837年(天保8年)から1854年(安政元年)にかけて鋳造された古銭です。
額面の一分は1両の1/4に相当するもので、したがって4朱と同じ価値を持っていました。その量目は8.66グラムで銀の含有量は99%を超えていました。
銀の含有量は非常に多く、純銀に近い質だった一方でその量目は8.66グラムと非常に少なく、幕府の財政難を救済するために発行されたものであることが分かります。発行された枚数が多かったため、銀貨流通の主な貨幣となりました。
これが原因で江戸時代の末期、日本から大量の金が流出してしまいます。
それは日本で交換した金や銀を海外で売り払うことによって得た金額は購入代金よりも大きい金額となり、それをもとにまた日本で金や銀を購入することによって利益を得ることができたからです。
つまり、日本と海外において金と銀の両替を繰り返すだけで利益が出たため、日本からは大量の金銀が流出する事となったのです。
「天保一分銀(古一分銀)」には1枚につき通常のものでおよそ1,000円から5,000円の買取金額がついています。
この種類の古銭には書かれている文字の書体によって様々な種類があり、その全てが買取金額に微妙な違いがあるため、必ず売却の際にはプロの鑑定士に依頼したい1枚です。
また、保存状態も買取金額に大きく影響するので、思った以上に高額で売れることもあります。
特に刻印に書かれている「座」の文字の真ん中の柱に当たる部分が長いものと「分」の字に「ハネ」ている画がある場合にはその買取金額は50,000円を超えることもあります。他にも何種類か買取金額が万単位になるものがあります。
『天保一分銀(古一分銀)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,経験豊富な買取業者で鑑定してもらう
古金銀は古銭の中でも鑑定が難しい種類になります。1つの種類でも、刻印された書体は数十などに分類され、買取価格も変わってきます。
しかし一般的な中古買取店で査定をすると、価値の高さを判別できない可能性があります。そのため希少価値が高くても、安い買取価格になる可能性があります。
古金銀は経験豊富な古銭買取業者に依頼するのがおすすめです。
2,高く売るなら2社以上で査定
古金銀は高額買取りになる種類が多いです。そのため買取業者による査定額の差も大きくなります。
1枚で数千円の差や、枚数が多ければ2倍の価格差が出ることもあります。
そのため高く売るなら2社以上で査定をするのがおすすめです。
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