大正小額政府紙幣
レア度☆☆
買取価格少し高い~高い
素材
発行年度1917年

「大正小額政府紙幣」は1917年(大正6年)11月8日から1948年(昭和23年)8月31日のおよそ31年間にわたって使用されていた紙幣です。

50銭、20銭、10銭の3種類の額面を持つものが発行され、そのサイズは額面が高いいほど大きいものになっています。

この紙幣が発行される以前には50銭、20銭、10銭の額面は紙幣ではなく銀貨として発行されていました。

しかし第一次世界大戦の影響で日本が特需景気を迎えると物の取引が盛んになり、市場には紙幣が不足するようになりました。

また、これによって銀の価格が非常に高くなってしまったため、銀貨を発行しても赤字になってしまうという状況が生まれました。

また、銀貨として使うよりもそれをつぶして売却したほうが高値で売れるという矛盾した状況を生み出してしまいます。

この状況に対して政府はいったん銀貨の発行を取りやめて、少額の政府紙幣を発行する事となりました。

もともとは1年限りで発行されるものでしたが、1年を経過してもなお貨幣の流通量が足りていなかったため、1922年まで発行されることとなりました。

「大正小額政府紙幣」には1枚につきおよそ1,000円から10,000円前後の買取金額がついています。

額面によって買取金額が異なっており、10銭のものが1000円程度、20銭のものが3000円程度、50銭のものが5000円以上で買い取られることが多くなっています。

これ以外にもエラー紙幣や希少価値の高い通し番号の紙幣をお持ちの場合にはさらに買取金額が上がることが期待できます。

これらのプレミア紙幣は素人が判断することは難しいので一度専門家に鑑定してもらうと良いでしょう。

『大正小額政府紙幣』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の古銭買取業者に査定してもらう

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。