【大正兌換銀行券20円横書き20円札】の買取価格、相場と詳細について

「大正兌換銀行券20円横書き20円札」は1917年（大正6年）から1939年（昭和14年)までのおよそ22年間にわたって発行されていた紙幣です。

明治時代に日清戦争が終わってから日本では本格的に金と交換できる貨幣が発行されていましたが大正時代になってから発行されたものがこの紙幣です。

サイズは86ミリ×149ミリとなっており、紙幣としてはやや大きめのサイズになっています。

貨幣が発行された1917年は第一次世界大戦の末期であり、日本はこの戦争に参戦していました。当時日本はイギリスと日英同盟を結んでいたため、イギリスを含む連合国側についていました。

戦争時には様々なモノの需要が拡大したため経済規模は発展し、貨幣が不足する事態に陥りました。

この時に起こった貨幣の不足を解決するために「大正兌換銀行券20円横書き20円札」が発行されたのです。

第一次世界大戦中には日本は中国に対して二十一か条の要求を提示し、中国から借りていた土地の租借期限を99か年延長させるなどの項目を受け入れさせています。

また、その数年後にはロシアでは社会主義革命（ロシア革命）がおき、これを鎮圧するために日本を含む列強はシベリアに出兵を行いました。

「大正兌換銀行券20円横書き20円札」には1枚につきおよそ80,000円から120,000円前後の買取金額がついています。

貨幣の状態によっても価値は変動し、非常に悪いものだとさらに落ちてしまう可能性があります。汚れや傷などにはよく注意して保管するようにしましょう。

また、額面が縦書きになっているものは希少価値は薄く、そちらは10,000円前後の買取金額にまで落ちてしまいます。

『大正兌換銀行券20円横書き20円札』を損せず高額買取してもらう方法とは？

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。