地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド滋賀県
レア度
買取価格額面通り
素材銅、ニッケル黄銅
発行年度2012年

2012年に発行された地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド滋賀県には、滋賀県の象徴でもある琵琶湖に存在する固有種の魚がデザインされています。

動物系のデザインは同シリーズの中でもとりわけ少なく、また魚ということもあり、デザイン面で他の硬貨よりも目を低く存在です。

描かれている魚は、ニゴロブナとビワコオオナマズ2種類。どちらもあまり聞き慣れない名前だと思いますが、琵琶湖を代表する有名な生き物です。

ビワコオオナマズは、日本に生息するナマズの中で一番体が大きいナマズです。

その大きさは最大で体の長さ約120cm、そして体重は約20㎏にもなるのだそう。

人間の小さい子供と同じくらいの大きさに成長するのですね。なかなか想像しにくいですが、そんなナマズが琵琶湖にいるのかと思うと、少し不思議な気持ちになります。

ニゴロブナはその名の通りフナの仲間ですが、体つきがフナよりも少しシュッとしているのが非常に特徴的です。

フナというと丸っとした体付きなので、ニゴロブナを初めて見る方は最初からフナだと気づく人も少ないはず。

フナなので、滋賀県の伝統料理の鮒寿司でもニゴロブナは多く使われています。

鮒寿司は奈良時代から作り始めたとされているので、人間とニゴロブナの歴史もこれに準じて非常に長くなっているのですね。

平安時代には貢ぎ物としても納められていたので、鮒寿司自体の価値も非常に高かったのだと思われます。

地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッドは販売体系が複数あります。

A(単体セットカード型ケース入)
B(単体セット+記念切手入り特製ケース)
C(単体セット+特製ケース)
プルーフ単体セット

買取価格はAが500円、Bが1,000円、Cが800円、プルーフ単体セットが1,000円程度となっています。

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