地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド鹿児島県
レア度
買取価格額面通り
素材銅、ニッケル黄銅
発行年度2014年

2014年に166万枚限定で発売された地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド鹿児島県は、一般に桜島として知られる御岳がデザインされている記念硬貨です。

桜島はかなりの頻度で噴火を繰り返す、日本の中では意外にも歴史の短い火山だと言います。

もともとは一つの島として孤立していましたが、大正時代の1914年に起こった噴火によって鹿児島県と陸続きになりました。

噴火を起こすという人間にとってはあまり喜ばしくない山ではあるものの、それでもオーラのある立ち姿から鹿児島県のシンボルとなっています。観光地としても人気が高く、毎年多くの人々が県内・県外から訪れているようです。

ところで「桜島」という名前は、非常に美しいですよね。噴火を繰り返す活発な火山なのに、どうしてそれと正反対な桜が名前に付けられたのでしょうか?深く探ってみると、そこには美しい伝説が残されておりました。

まず一つ目は、桜島は実際に桜で構成された島であるからという伝説。ある時海一面に桜の花が浮かび、そのまま現在の形となったようです。非常に美しい話だと思いませんか?

もちろん本当の話ではないですが、これらを考えた人々はとても想像力溢れる情緒豊かな人だったのでしょうね。

2つ目は、コノハナノサクヤヒメと言う日本神話の神様をお祀りした神社が桜島にあったからという説。

これはなかなか現実味のある話ですが、この神様は火の中から生まれたため火を司る神様だと言われています。

火の神様=火山だと、納得がいきますよね。咲耶姫の咲耶を取って「咲耶島」と呼ばれていたみたいですが、そこからだんだんと桜島に変化していったようです。

地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッドは販売体系が複数あります。

A(単体セットカード型ケース入)
B(単体セット+記念切手入り特製ケース)
C(単体セット+特製ケース)
プルーフ単体セット

買取価格はAが500円、Bが1,000円、Cが800円、プルーフ単体セットが1,000円程度となっています。

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