レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銅、ニッケル黄銅 |
発行年度 | 2016年 |
シリーズ最後に発売された、地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド東京都になります。
最後にふさわしく、日本の首都である東京の玄関口「東京駅」と、皇居までをつなぐ特別道路「行幸通り」がデザインされています。
それまでずっと160万枚台の発行枚数を保ってきた同シリーズですが、東京都記念硬貨は172万枚発行されました。
2012年に工事が完成した東京駅丸の内駅舎が硬貨の図案となっています。東京駅は戦前の状態に戻す保存・復原工事を行いながら、大地震にも耐えうる耐震工事を同時に進め、5年かけて完成しました。(文化財建造物の修理の際に用いる用語には「復原」を使用します)
特徴としては、北ドームと南ドームの高い天井にあるレリーフです。
戦災でも残った創建時の石膏パーツを用いて再度使用したり、左を向く八羽の勇猛な鷲(約2mの大きさ)、昔の干支の方位に合わせて刻まれた干支の彫刻など美しいレリーフとなっています。
北ドームと南ドームの外側には当時の大時計も設置されています。真下からは見えないのですが、離れた場所からの大時計を含めた景観が美しいです。
外装の化粧レンガも当時に近い状態となっていて、形状や覆輪目地などそのままに復原されています。
またライトアップも美しく、外壁のレンガはやさしい光で照らし、レンガの赤を際立たせています。白い花崗岩の柱、ドーム屋根のアップライト、窓明かりなど細部に渡って工夫されています。
また皇居につながる駅として行幸通りも図案に含まれています。
47都道府県の地方自治法施行60周年記念硬貨のラストを飾る、魅力的な硬貨となっています。全シリーズの中でも東京都は価値が高くなっています。
地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッドは販売体系が複数あります。
A(単体セットカード型ケース入)
B(単体セット+記念切手入り特製ケース)
C(単体セット+特製ケース)
プルーフ単体セット
買取価格はAが1,500円、Bが2,000円、Cが1,500円、プルーフ単体セットが2,000円程度となっています。
『地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド東京都』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
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