レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2011年 |
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨鳥取県は、2011年に10万枚という枚数で発売された記念硬貨です。
デザインは、鳥取県を代表する風景である鳥取砂丘と、トンネルのような姿が非常に幻想的な岩、千貫(せんがん)松島がモチーフになっています。
鳥取砂丘は南北2.4km、東西16kmの広大な砂丘になります。風で様々な模様を作り出す「風紋」は砂丘の表情とも言え、季節やその日の時間・天候によって変化します。
らくだ遊覧やパラグライダー・サンドボード体験など観光客が楽しめる遊び方もできます。
千貫松島は浦富(うらどめ)海岸にある岩なのですが、他の岩より少し離れた位置に佇んでおり、そこだけ周りとは違うオーラを放っているように感じる、不思議な岩です。
やはり現代も昔も、感じるところは同じ。江戸時代の鳥取藩主、池田綱清もこの千貫松島の雰囲気に魅了された一人です。
ある日綱清が船に乗って遊んでいた時、たまたまこの千貫松島を見つけます。
トンネルのような姿に興味を抱きつつ全体を見ていると、何と岩の上に一本だけ生えている松を見つけました。岩の上に松、何とも不思議でそして何とも風情ある風景ではありませんか。
感動した綱清は、一緒に遊んでいた者達に、「この岩を私が住んでいる家の庭に移すことが出来た者には、銀貨約1,000枚分ほどの大金を与えてやろう」と言います。
これが、千貫松島の名前の由来となったそう。千貫の貫は、お金の単位を意味します。ちなみに池田綱清は、8代将軍徳川吉宗のはとこです。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売体系は、3種類の貨幣セットが用意されています。
Aセット(硬貨+プラスチックケース)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
Bセットは切手シートまでセットになっていますが、いずれも買取価格にあまり差はないようです。
この1000円銀貨の買取価格は貨幣セットで3,000円前後になっています。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨シリーズの中では、比較的高い買取価格となります。
10万枚も発行された硬貨ですが、手に入れるためには事前の申し込みが必須でした。そして硬貨を手に入れられる人達は、抽選で選ばれたそうです。かなり倍率が高かったのですね。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨鳥取県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。