レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2013年 |
2013年に発売された、地方自治法施行60周年記念1000円銀貨静岡県になります。
硬貨のデザインは山梨県と同じ富士山なのですが、写真ではなく絵で表した富士山がモチーフになっています。
この絵の富士山を描いたのは、明治から昭和にかけて活躍した画家である、横山大観(たいかん)です。
黄金を背景として、そこに雲をも突き破るように壮大にそびえ立つ富士山の姿は、絵でありながらも見る者を圧倒させます。しかし柔らかなタッチで描かれているので、優しさも感じられる富士山です。
幼い頃から絵に惹かれていた横山は、大きくなると現在の東京藝術大学である、東京美術学校への入学を決意します。
もともと、鉛筆で絵を描くスタイルでの受験を希望していたのですが、運の悪いことに、受験生の半数以上が鉛筆画で受験しようとしていました。
横山は絵の才能はあったものの、それまで絵を習ったことがほとんどなく、ましてや全国から腕の立つ若者が集まってくるわけですから、これはまずいと鉛筆ではなく筆で絵を描くスタイルに変更します。
これが見事にはまり、何倍もの倍率を突破して、見事に合格を勝ち取りました。機転を利かせたこの行動から見るに、横山はとても頭の回転が速く、さらに過程よりも結果に重きを置く人物だったのでしょう。
記念硬貨は、都道府県ごとの魅力が詰まった面面に目が行きがちですが、実は裏面もかなり素敵なデザインになっていて、裏面は全ての硬貨共通して、花・雪そして月がデザインされています。
まさに四季折々な日本の風景を、上手く表現していますよね。そこに月を盛り込むことで、より風情を大切にしてきた日本人の心の感覚が表れていると思います。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売形態は、3種類の貨幣セットとなっています。
Aセット(硬貨+プラスチックケース)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
この中ではBセットが豪華ですが、買取価格はどのセットもあまり変わらないようです。
この1000円銀貨は横山大観の作品が題材ということもあり価値が上がっていて、買取価格は貨幣セットで7,000円前後になっています。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨静岡県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。