レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2009年 |
特別名勝および天然記念物にも指定されている上高地(かみこうち)がデザインされた銀貨、地方自治法施行60周年記念1000円銀貨長野県が、2009年に発売されました。
長野県硬貨は、全体の5番目と割と早い段階で発売されています。
上高地は、北アルプスでも知られる飛騨山脈に位置する平野です。
上高地を見るために訪れる人が、年間を通して途絶えることのない、長野県有数の観光スポットともなっています。
温泉や神社など見所も多数あるのですが、中でも人気なのは河童橋です。
河童橋と上高地、この二つは常にセットになるほど、有名な風景です。梓川という透き通った川の上架けられている橋で、その上からみる景色はまさに絶景。
どこまでも続く山の緑と透明な水は、私達人間の心を奥底から癒してくれます。
河童橋が造られたのは、1800年代終わり頃。名前の由来は、川の深い所に河童が住んでいそうな雰囲気が漂っていたから。
そして、芥川龍之介が書いた「河童」という作品にこの橋が出たことから、全国的に名前が知られるようになったそう。河童と名前が付いているだけで、心をくすぐられるようなワクワク感が湧き上がってきますね。
実は河童というワードは、芥川龍之介を語る上では外せない重要な単語です。
芥川が書いた小説「河童」は、当時の日本の社会を批判した内容になっています。そして河童は芥川が亡くなる年に書かれた作品であり、亡くなる直前には河童を表したであろう短歌を残しています。
人生に疲れ果てた芥川は、空想上の生き物である河童の世界を思い描くことで、この人間界はもっと自由であるべきだ、ということを訴えていたのでしょうか。
河童橋を見ていると、当時彼が心に抱いていた思いや苦悩を、わずかながらにではありますが、感じることが出来るようです。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売体系は、
Aセット(硬貨+プラスチックケース)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
と貨幣セットになっています。
ただ、いずれの種類もあまり価値に差はないようです。
この1000円銀貨の買取価格は貨幣セットで3,000円前後になっています。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨シリーズの中では、比較的高い買取価格となります。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨長野県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。