レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2012年 |
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨神奈川県は、全体の20番目に当たる2012年の5月に枚数限定で発売されました。
流鏑馬(やぶさめ)と、流鏑馬に所縁のある鶴岡八幡宮がデザインされています。
鶴岡八幡宮は、神奈川県の鎌倉にある神社です。鎌倉と言えば源頼朝が有名ですが、その頼朝が何度も訪れた神社とあって、昔から武士の神様として崇められてきました。
また頼朝は、流鏑馬を一躍有名にしたこともあり、鶴岡八幡宮では神様に捧げるための奉納も行われたりしています。
流鏑馬は馬に乗りながら矢を射る軍事手法で、平安時代頃に生まれたとされています。
早いスピードで駆け抜ける馬に乗りながら的確に矢を放たなければならないので、馬から落ちない体幹と、狙いを定める研ぎ澄まされた感覚が必要となるとても繊細な手法です。
平安時代に生まれた流鏑馬は一時は衰退しかけましたが、その後何年にも渡って受け継がれていくことになります。
特に江戸時代では、体を鍛える稽古の一つとしてよく行われていました。確かに心と体を一つにするという意味では、流鏑馬はとても良い稽古だったのかもしれません。
やはりそのデザインの美しさと、硬貨一枚で神奈川の歴史を表しているという点が受けたのでしょうか。
1000円硬貨という珍しさもあるので、多くのコレクターから人気を集めたこの記念硬貨は、2016年の東京都をもって最後となりました。
発行期間はおよそ8年という長期間のため、きっと多くの人達が毎年発行されるのを楽しみにしていたことでしょう。
販売体系が3タイプあります。
Aセット(硬貨)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
Bセットは切手シートがあり、Cセットは特製ケースが付いていますが、3タイプともに買取価格は同じ程度になっています。
この1000円銀貨の買取価格はだいたい3,000円前後になっています。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨シリーズの中では、比較的高い買取価格となります。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨神奈川県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
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