レア度 | ☆☆ |
---|---|
買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2009年 |
特にコレクターの中でも人気の高い、地方自治法シリーズ。切手でもお馴染みですが、2008年から硬貨としても発売されるようになりました。
今回は2009年に発売された、地方自治法施行60周年記念1000円銀貨新潟県についてご紹介します。
地方自治法シリーズの注目すべき点は、やはりそれぞれの県の魅力溢れるデザインなのですが、新潟県は天然記念物にも指定されているトキ、そしてそのトキが生息している佐渡島がデザインとなっています。
トキは1000年以上も前の奈良時代の頃から親しまれていた鳥で、日本最古の日本書紀や万葉集などには、桃花鳥という美しい名前が当てられていました。
さらにトキの羽は聖なる宝物として崇められており、よく伊勢神宮などの神社に納められるなど、崇高なものとして扱われていたようです。
親しまれていた鳥でしたが、時が経つにつれ人間による乱獲の被害に遭うようになり、ついには1900年代に入ると姿を確認することが出来なくなりました。
そのすぐ後に再発見されるものの、1900年代後半には日本にいるトキの数は、わずか5羽まで減ってしまいます。
このままではいけないと、隣国の中国からトキを譲り受けるのですが、命を繋ぐのはそう簡単なことではありません。2000年に入ると、純日本産のトキは絶滅してしまうという悲劇に見舞われます。
悲しいことに、これは日本だけで起こった出来事ではありません。中国ではわずかに個体数はいるものの、韓国やロシアではすでに絶滅してしまっています。
これ以上のことがないよう、特に日本国民の私達はトキに対しての認識をしっかりと持ち、そしてその手でしっかりと守っていかなくてはならないですね。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売体系は、
Aセット(硬貨+プラスチックケース)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
と貨幣セットになっています。
Bセットは切手シートまでセットになっていますが、いずれも買取価格にあまり差はないようです。
この1000円銀貨の買取価格は貨幣セットで3,000円前後になっています。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨シリーズの中では、比較的高い買取価格となります。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨新潟県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。