地方自治法施行60周年記念1000円銀貨島根県
レア度☆☆
買取価格額面通り~少し高い
素材
発行年度2008年

47都道府県のうち3番目に発売された、地方自治法施行60周年記念1000円銀貨島根県は、島根の県の花に指定されている牡丹と、1500年中頃に毛利氏によって鋳造された御取納(おとりおさめ)丁銀がデザインされている硬貨です。

御取納丁銀とは、弘治3年(1557年)に正親町天皇が即位したことを祝して、毛利元就が献上した丁銀になります。

当時は同じ丁銀が100枚ほど鋳造されたそうですが、現存しているのは1枚となっていて、大変希少価値が高い銀貨になります。

牡丹は花王や富貴王など、多数の高貴な別名が付いていることで知られる花です。確かに凛と咲いている姿は、一国をまとめる王様のような、強さと優しさ両方を兼ね備えていますよね。

牡丹が生まれたのは、古代中国。もともとは薬として使用されていましたが、次第に見た目の美しさも評価されるようになり、有名な文学者達によって、たくさんの文学作品に現れるようになります。

あの李白と白居易は、絶世の美女である楊貴妃の見た目を、牡丹の美しさに例えたそうです。

そんな牡丹が日本にやって来たのは、平安時代の頃と言われています。

初めてその姿を書物で確認出来たのは、日本人なら誰もが知るであろう、清少納言作の枕草子。華々しいデビューを飾って、日本文学界に登場したのですね。その後も牡丹の勢いは止まらず、常に文学界において第一線を走ってきました。

有名なところで言うと、新古今和歌集や松尾芭蕉、正岡子規や夏目漱石などなどの作品に登場しています。

時代を超えてこれだけの文学作品に出てきた牡丹の美しさは、これからもずっと私達人間を魅了し続けることでしょう。

見た目の美しさもそうですが、何と言っても素晴らしいのは牡丹と「季語」です。

牡丹自体は夏の季語なのですが、花を咲かせる前の芽は春、そして花が枯れた後の枝を燃やして行う牡丹焚火は、冬の季語とされています。一年を通して、どの姿をとっても美しい花なのです。

地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売体系は、3種類の貨幣セットが用意されています。

Aセット(硬貨+プラスチックケース)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)

ただ、いずれの種類もあまり価値に差はないようです。

この1000円銀貨の買取価格は貨幣セットで3,000円前後になっています。

地方自治法施行60周年記念1000円銀貨シリーズの中では、比較的高い買取価格となります。

『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨島根県』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,古銭専門の買取業者は査定額で有利

買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。

しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。

地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

お店によって買取価格には差があります。

枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。

そのため複数の買取業者で査定をすることで、損をせず一番高い価格で売ることができます。

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