レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 銀 |
発行年度 | 2009年 |
2009年発行の地方自治法施行60周年記念1000円銀貨奈良県は、非常に風情に富んだデザインをしている硬貨です。
と言うのも、日本人の心の花とも言える桜、平安時代の貴族の遊びであった蹴鞠(けまり)、そして奈良と言えば忘れてはならない平城宮跡の三つがデザインとなっているからです。硬貨一枚に、奈良が歩んできた歴史が詰まっていると感じませんか?
蹴鞠はもともと、中国で生まれたとされています。
紀元前から楽しまれていた遊びですが、日本にやって来たのはそれからずっと後の600年頃。鞠をどれだけの回数、決められた位置にまで蹴り続けることが出来るかを競う遊びで、例えるとサッカーのヘディング、みたいなものでしょうか。
蹴鞠の有名な話として、こんなものがあります。それは、大化改新の主要人物である中大兄皇子と中臣鎌足は、この蹴鞠を通してお互いに知り合ったというもの。
皇子が鞠を蹴って遊んでいた時、その弾みで履いていた靴を、遠くに飛ばしてしまいました。飛んでいた先にたまたまいま鎌足がその靴を拾い、二人は仲良くなったそうです。
まさか日本の歴史を揺るがす出来事が、「蹴鞠」を通して起こることになろうとは、誰も思いつかなかったでしょう。人生とは、思いがけない所に縁があるのですね。
平安貴族の遊びとして栄えた蹴鞠ですが、貴族達は自分の技術を上げるために、それはもう朝から晩まで蹴鞠の練習をしたそう。皆さんも知っている後嵯峨天皇も、とても蹴鞠が上手でした。
平安時代が終った後もその流行は絶えず、足利義満・義政や織田信長、豊臣秀吉まで蹴鞠を得意としていたようです。
やはり政治を上手く仕切れる人は、遊びにおいてもその器用さを発揮していたのでしょうか。
地方自治法施行60周年記念1000円銀貨の販売体系は以下の3種類になります。
Aセット(硬貨)
Bセット(硬貨+特製ケース+地方自治法施行60周年記念切手シート)
Cセット(硬貨+特製ケース)
この中ではBセットが豪華ですが、買取価格はどのセットもあまり変わらないようです。
この1000円銀貨の買取価格はだいたい2,500円前後になっています。
『地方自治法施行60周年記念1000円銀貨奈良県』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,古銭専門の買取業者は査定額で有利
買取店ではそれぞれ買取価格が異なります。よくある総合買取りショップなどでは、お店の販売力が弱いため買取価格が上がりにくい傾向があります。
しかし古銭専門の買取業者であればそのようなことはなく、しっかり買取価格に反映してもらえます。希少価値が高ければ査定額アップもあります。
地方自治法施行60周年記念硬貨を売るのであれば、古銭専門買取業者の方が有利となります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
お店によって買取価格には差があります。
枚数が多いほどその金額差が大きくなり数千円の差が出ることもあります。
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