内閣制度創始100周年記念500円白銅貨
レア度
買取価格普通
素材白銅
発行年度1985年

この銅貨は内閣制度が始まった1985年からちょうど100周年を迎えた1985年に発行された銅貨です。

内閣制度100周年を記念して発行されたこの銅貨は7000万枚という記念硬貨としてはかなり多くの枚数発行されました。

内閣制度が採用される以前、日本では太政官制を採用していました。

古代日本ではまつりごとを行う神祇官と実際の政治を行う太政官の2つに分かれており、この2つの役職がそれぞれの職務範囲のことを独立して行っていました。

これが明治時代になると、江戸時代に存在しましたが明治時代に消えた征夷大将軍、摂政、関白といった役職をカバーするために総裁、議定、参与の3つの役職が作られました。

しばらくはこの職制の中で政治がおこなわれていましたが、外国の制度を取り入れた政治の仕組みを作ることになりました。こうして国会を開設することに先駆けて内閣制度が1885年にスタートしました。

その初代総理大臣には伊藤博文が選出されたことは有名ですが、この事実はそれまでの身分の高いものだけが国のトップに立つという慣習を打ち破ったという点で大きな意味を持つものになりました。

このことは同時に、明治維新の成功を象徴するものになります。また、国務大臣を設ける事によって、各専門家がそのフィールドの中で力を発揮できる構造にしています。

この効果の相場は、その発行枚数が多いため思ったよりも伸びていません。取価格は500円前後になっています。

現在も使用できる硬貨である関係上、通常のものについてはおよそ800円の価値があります。記念硬貨の中ではその発行枚数の多さから入手も容易であり、専門店で取り扱っている可能性が高い硬貨です。

『内閣制度創始100周年記念500円白銅貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,販売力のある古銭専門の買取業者で売る

記念硬貨・記念コインは種類によって素材が金や銀になっています。

このような貨幣は貴金属の販売力が弱い中古買取店で売ると、買取価格が大幅に安くなってしまいます。

一方、古銭専門の買取業者であれば販売ルートが多いので、同じ記念硬貨でも高く買取りすることができます。

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同じ古銭買取業者でも買取価格は少しずつ違っています。

特に高額な金貨だと金額差は大きくなり、数千円や1万円以上の差が出ることがあります。

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